治療の流れ

望診

立っている姿勢や顔・目に表れている色をみることにより、骨盤の狂いや生命力をおおまかに把握します。

問診

現在の症状から、いままでにかかった病気・症状、さらには、食欲や睡眠、便の状態など、現在の生理状態に関するまで詳しく聞きます。
そうすることで、どの経絡に問題があるかを正しく判断できるからです。

治療台へ

皮膚に直接鍼をするために、基本的には下着姿になっていただきます。
どうしても、抵抗のある方はすぐに脱げるものをはおっていただいても結構です。
当院は完全予約制で、同一時間内の治療は1人ですので、術者と患者さんおよび付き添いの方以外は治療院内にいることはほとんどありません。

脈診

これが経絡治療の真髄。
昔から「脈診30年」と言われ、これがわからないために、経絡治療を断念する人も多いとか・・・。
左右の手首に三本の指を当てて脈をみます。
全体の脈の状態とあわせて、指を当てた6ヶ所の脈に五臓六腑をあてはめてどこの経絡に問題があるかをみます。

腹診

東洋医学では、お腹も脈と同様、5つの臓器を配当して変化をみています。
これは、ほとんどの人がわかるといわれています。
同時に、舌の状態も確認します。
舌も今の健康状態を表す重要な場所なのです。
ここで、先ほどの脈診・望診・問診の内容とあわせて治療方針が決定します。

本治法

先ほど決定した治療方針に基づき、脈を整える治療である「本治法」を行います。
手足のツボに数ヶ所行います。
極細い鍼で、ほとんど刺さない鍼ですので痛くありません。
中には、はりをされたことをわからない人もいますよ。これで、基本的な体力(生命力)を強化し、病気と闘う力(自然治癒力・免疫力)を高めていきます。

標治法

実際の症状に対してはりをします。
主たるものは、骨盤調整とそれに付随した頚椎調整となります。
骨が正しい位置に収まれば、回りの筋肉や神経、内臓も正しい位置に戻り、症状の軽減につながると考えています。

検脈

治療後、もう一度脈診を行い、脈が崩れていないかを確認します。
もし崩れていれば、もう一度本治法をすることになりますが、問題なければ治療は終了です。

予約

もし、当院の治療を気に入っていただければ、次回の予約を取ってもらいます。

はり治療は、一度でよくなるものではありません。
仮に一度の治療で症状が取れたとしても、それは根本的な治癒ではなく、見えなくなっているだけなのです。

また、当院では「予防医学」としてのはり治療を推奨しています。
病気にならないために、健康を維持するために多くの患者さんが来院されています。

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